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ナプキンの使い方

レストランなどに行ってテーブルに案内されると、必ずナプキンが置かれていますよね。
このナプキンの使い方をご存知でしょうか?
私も調べてみるまで知らないこともありましたので、紹介してみます。
テーブルマナーとナプキンについてですが、テーブルマナーのナプキンとしては、まずは椅子に座ったらナプキンを広げて膝にかけます。
これは誰でもそうされることだと思います。
できれば食事が運ばれてくるまでに用意しておいた方がいいと思いますが、これも問題ないと思います。
さて、それでは食事をしている最中に、テーブルを離れるといった場合にはナプキンの取り扱いはどうすればよいのでしょうか。
食事の途中で席を離れる場合には、テーブルマナー的にはナプキンを少したたんで、椅子の上に置いてから席を離れるというのがテーブルマナーとしてのナプキンの取り扱いの基本になります。
そして席に戻ったら、また先ほどと同じように広げてから膝にかける、というのがよいと思います。
では食事が終わって、お店を出るというときには、ナプキンはどうすればよいか、ということです。
テーブルマナーとしては、食事が終わってお店を出る時にはナプキンは、きちんとたたんでから席を離れるもの、と思っている人も多いかもしれません。(私もそう思っていました。)
が、一番最後にお店を離れるという場合には、テーブルマナーのナプキンとしては、たたまずにそのままテーブルの上に置いておいてもよいということなのです。
私も、この点は間違って覚えていたテーブルマナーでした。
こういったナプキンの使い方をしている人も多いのではないかと思いますが、一番最後はたたまずにテーブルの上に置くか、背もたれにかけておくようにしましょう。
調べてみると、このテーブルマナーのナプキンには意味があって、この店の料理がおいしかったので、またナプキンを次回たたみに来るよ、という意味を込めて、そのままにしてテーブルに置くんだそうです。
調べてみると、マナーにはそのマナーが確立された理由があるものなのですね。

このことを知って思い出したのは、紹興酒のザラメです。
これを必ず入れて飲む方がいらっしゃいますが、元々は甘みのある紹興酒が高級とされていて、「うちの紹興酒は余り高級ではないので、甘みが足りなかったら、どうかザラメを入れてください」という意味で出されるものなのだそうです。
ですから、「いえいえ、このままで十分甘くておいしいです」と入れないのがマナーということです。

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