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中華料理におけるテーブマナー

データを保存しておいたハードディスクが、自己診断機能であるS.M.A.R.T.のエラーを出し始めたので、データの移動や何やらで手間取ってしまい、前回の記事からしばらく時間があいてしまいました。

さて、何を書こうとしていたかというと、テーブルマナーの補足として中華料理のテーブルマナーについて書こうとしていました。
中華料理にもテーブルマナー?
と思われる方もあるかもしれませんが、中華料理にはももちろん、日本料理やフランス料理などと同じように、テーブルマナーが存在します。
我々日本人は同じお箸に慣れ親しんでいますから、中華料理は親近感の湧く料理かもしれません。
中華料理のマナーについて調べてみて興味深いのは、他の料理とは少し違い、目上の人を尊重する意味合いのマナーが多くあることです。
ですので、食べ方自体にはこまごまとした決まりごとはなく、テーブルマナーとしては比較的楽に覚えられるでしょう。
調べてみると、取り皿を使い回さない、お皿を持ち上げない、たくさん取り過ぎないなど、普通に食事をするときにも気を付けるような、単純な事柄が多いのです。
しかし、一番肝心なのは中国での習慣ではないでしょうか。
というもの、中国では上下関係が非常に大事にされるからです。
従って、日本人にはどうということもないような、ちょっとした行動が、中国では失礼になる事がたくさんあるようなのです。
目上の方が料理に手を付けていないのに、先に食べ始めてしまう事も、中華料理ではマナー違反になります。
また、お酒についても、捉え方が少々日本とは違うようです。
話が変わるごとに、乾杯がありますが、お酒を断るのは失礼にあたります。
料理を洗い流す物として、新しい料理がくると、その度にも乾杯があります。
お酒が弱い方や苦手な方は、初めにその旨を伝えておかなければ、不本意なマナー違反をしてしまうかもしれません。
それから、気を使って目上の方に、料理を取り分ける事をしていませんか?
実は、日本では気配りの1つとして、当たり前に行いますが、これもマナー違反です。
中華料理におけるテーブルマナーでは、料理は目上の方から順に少しづつ、自分で自分の分だけを取ります。
また、この時に立ちあがって料理を取るのも、マナー違反なので、気を付けましょう。
これらの点に注意さえすれば、中華料理は基本的にはおおらかな雰囲気が特徴ですから、特に堅苦しいマナーはありません。
ちょっとした心遣いで、料理と会話をゆったりと楽しみたいものです。

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