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敬語は複雑かつわかりにくいものですが……

人と接する場面では、ビジネスに限らずマナーはついてまわるものです。
お客様や目上の方と接するときに、相手へ尊重の意味をこめて敬語を使って話すようにします。
しかし、正しい敬語は複雑でわかりにくくいものです。
例えば「どうぞお召し上がり下さい」。
「食べる」の尊敬語「召し上がる」に「お~になる」をあわせたもので誤りなのです、ご存知でしたか?
つい、「お」を付けると丁寧な気がして、付けたくなりますよね。
正しくは「どうぞ召し上がってください」です。
ほかにも、尊敬語と謙譲語が混ざった「あなたが申されたように」など、間違った敬語が使われていることはよくあります。
正しく敬語を使うために、まず敬語の種類を覚えておきたいものです。
敬語には丁寧語、尊敬語、謙譲語の3種類がありますが、このことはたいていの方がご存知かと思います。
しかし、この3種類の言葉を正しく使い分けるのが非常に難しいのです。
丁寧語は語尾に「です」「ます」「ございます」をつけたり、接頭語に「お」「ご」をつけたりするものです。
謙譲語は、自分を低めることで、相手に敬意をあらわすものです。
例えば、「申す」や「拝見する」などがそれにあたります。
そして尊敬語が、相手や第三者を高めることで敬意をあらわす言葉です。
相手のことを話すときに使う言葉で、「ご覧になる」「おっしゃる」「召し上がる」などが尊敬語です。
この3つを意識して考えると、今まで使っていた敬語が正しかったのか間違っていたのかが、見えてくると思います。
敬語の使い方の間違いで多い、尊敬語を重ねて使う間違い、謙譲語を重ねて使う間違い、尊敬語と謙譲語を混ぜて使っている間違いも、尊敬語と謙譲語を正しく使い分けることで回避することができると思います。
特に新卒の社員の方は、今までの言葉に慣れてしまってつい使ってしまいがちですが、入社後できるだけ早く正しい言葉遣いに慣れ、覚えるように努力してましょう。

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