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2009年01月 アーカイブ

2009年01月08日

お通夜に参列するとき

お通夜のマナーは、まず、参列してもよいかどうかというところから始まりますよね。
お通夜は家族や親戚などごく近しい人々で行う、故人の霊を慰める儀式です。
故人と殆ど面識のない人が参列するのはやはりマナー違反といえるでしょう。
しかし、葬儀や告別式に都合があって出られない場合は、それほど親しくない人でもお通夜に顔を出すのがマナーとなります。
最近のお通夜は夜通し行うことはあまりなく、午後6時ごろから9時ごろまでが一般的のようです。
お通夜の弔問は早すぎても遅すぎてもマナー違反なので、気をつけたいものです。
受付ではまず一礼し、お悔やみを述べるようにしましょう。
これは長すぎても失礼なので『このたびはご愁傷様です』など一言で済ませるのがよいでしょう。
葬儀に参加しないのなら、香典はお通夜の時に受付で渡すようにします。
受付がなければ遺族に渡すか、霊前に添えるといいでしょう。
お通夜は親しい人々の集まりであって、遺族の悲しみもまだ大きい時期ですから、あまり大声で話したり、笑ったりなどはマナー違反となります、注意しましょう。
無用な会話は避け、あいさつも会釈や目礼で行うようにします。
焼香が終われば帰っても構いませんが、食事(通夜ぶるまい)を勧められたら箸をつけるのがマナーです。
しかし、車できている場合はお酒は断るのは当たり前のことで、これはマナー以前の問題ですね。
服装は葬儀と同じで大丈夫ですが、急な訃報にかけつけたのなら地味な平服の方が自然です。
また、お手伝いをする場合のエプロンは黒か白であれば問題はありません。

2009年01月22日

ご焼香のマナー

葬儀で欠かせないご焼香ですが、初めての人にとってはどうしていいかわからないものですよね。
ここでは、ご焼香の時に気をつけたいマナーを紹介してみようと思います。
ご焼香は、葬儀では席順に、告別式では先着順に行われます。
この人の方が故人と親しそう、あの人の方が年上っぽい、などとまごまごするのは逆にマナー違反だということなので気をつけましょう。
順番がきたら、速やかに前の人に従ってご焼香を済ませるのがマナーです。
列席者の多い葬儀や告別式では、列の後ろの方にひょっとしたら時間がなくて急いでいる人がいるかもしれませんから、もたつかずにご焼香をするというのは、葬儀や告別式のマナーというよりも、他人のことを考える日常生活でのマナーだとも言えると思います。
ご焼香の回数もよく分からない部分で気になりますよね。
調べて見ると、ご焼香の回数は宗派などによって変わってくるものなので、特に気にしなくても大丈夫なようです。
むしろ、列席者の多い場合は1回だけで済ませておくのもマナーになるのではないでしょうか。
ご焼香が終わったら、次の人に軽く会釈をするのもマナーです、忘れないようにしましょう。
ご焼香には立礼、座礼、回し焼香などがありますが、スムーズにご焼香をすませて、次の人の邪魔にならないように、どの場合でもあまりに大きすぎる荷物や上着は、預けておくといいでしょう。
要するに、作法も確かに大切ですが、作法にこだわりすぎるのではなく、故人への思いやり、他の列席者への思いやりがご焼香のマナーにつながるということです。

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