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2008年12月 アーカイブ

2008年12月11日

葬儀のマナーについての一般的なこと

葬儀にも当然マナーというものがあります。
葬儀はそれほど多く出席する機会があるものではないので、特になかなか葬儀出席の機会がない若い人などは、マナーを知らずに戸惑ってしまうこともあるのではないでしょうか。
しかし、葬儀のマナーは元ををただせば故人を思いやる気持ちからきています。
面倒に感じるかもしれませんが、きちんとマナーを理解して葬儀に臨みましょう。
まず、葬儀と通夜、告別式の違い、ご存知でしょうか?
葬儀とはお経を上げて故人があの世へと旅立てるようにする儀式。その前日に行われる、死者の霊を慰める儀式が通夜です。
告別式は故人とお別れをするためのものとなっています。
自分がどれに参列すればいいのかは、故人との関係により色んなケースがあるでしょうから、マナーとしては一概に言えるものではありません。
一般的には通夜は近親者だけで行われるものですが、地方や家の習慣によっても違います。
ただし、故人と生前かなり親しくしていたという方は。通夜に顔を出してもマナー違反にはならないでしょう。
ご遺族の方々も喜んでくれるはずです。
葬儀を通して一番に守りたいマナーは、故人の死因や病状を聞かないことです。
あれやこれやと聞きたがる人もいますが、遺族にとっては知られたくない場合もありますし、なにより口にするだけで悲しいでしょう。
これを考えないでズケズケと聞くのはやはりマナー違反です。
また、不幸を葬儀の後に知った場合は電話や手紙でお悔やみを伝えましょう。
その後、先方の都合を確認してできるだけ早く弔問するのがマナーです。

2008年12月25日

葬儀の服装について

葬儀のマナーでもっとも多くの人が気にするのは、服装ではないかと思います。
喪服でいい、というのはわかっていても、その他の細々としたところで迷ってしまうことはあるのではないでしょうか。
男性ならば絶対に喪服、というわけでもなく、黒のスーツであればよいようですし、ジャケットはダブルでもシングルでもよく、だたシャツだけは白を選ぶのがマナーとなっています。
ネクタイは当然、黒です。
結び方に特にマナーはないようですが、ネクタイピンや胸ポケットのチーフなど、余計な物は付けないのがマナーなのです。
女性は喪服を選ぶ方が楽ですが、持っていなければ黒のスーツやワンピースで大丈夫です。
夏でも肌の露出は最低限に抑えるのがマナーとされていますので、気を付けたいところです。
足も素足でなく黒や肌色のストッキングを履くようにしましょう。
男女ともに結婚指輪と時計以外のアクセサリーはない方が好ましいようなのですが、女性はパールならよいようです。
ただし、ネックレスを二重にすることは、不幸が重なることを連想させるため、絶対にやってはいけないマナー違反となりますので、気を付けて下さい。
靴はサンダルやミュールではなく、きちんとしたパンプスにして下さいね。
男女共通の服装のマナーもありあます
それは、靴や鞄は黒で光沢のない物を選ぶことです。
殺生を連想させる毛皮もマナー違反になりますので、注意してください。
フェイクファーもやめておいた方が無難です。
子供は制服があれば制服を、なければ白のシャツまたはブラウスに黒のジャケットを着せ、ズボンとスカートも黒にして下さい。
靴下は黒か白を選び、靴は大人と同様、光沢のない物を履かせてあげるようにしましょう。

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